JACリクルートメントを利用すべき方と最大限活用するための全知識

転職を検討していると『JACリクルートメント』が実際どういった転職コンサルタントなのか気になりますよね。

私に相談にこられる求職者の方からも色々と評判を伺っていますが賛否が分かれており、
「まったく案件を紹介してもらえなかった」
「ドライな対応をされて人間味が感じられなかった」
と言われる一方で、
「かなり手厚くサポートしてもらえて、最高の転職ができた」
「コンサルタントの質が高く、的確なアドバイスをもらえた」
などポジティブな意見も多く得られています。

では、実際にどうなのかを統計をとってみたところ1つの傾向があることがわかりました。
結論から言えば、市場価値の高い求職者には最高の転職コンサルタントといえます。
逆にいえば、市場価値が見いだせない求職者に対してはドライな対応をする傾向があります。

このページでは、採用担当と元転職コンサルタントの立場から、あなたが『JACリクルートメント』を利用すべきなのか、利用する場合どうすれば最大限活用できるのかをお教えします。

すべて読んで戴ければ『JACリクルートメント』を使った最高の転職が実現できるでしょう。

1. JACを最大限利用できる人の5つの条件

最初にお伝えしたとおり、転職市場価値が高い方は『JACリクルートメント』に相談することで、他のコンサルタントよりもはるかに力を入れて対応してもらえますので、是非登録するべきです。

では、転職市場価値が高いとはどういうことでしょうか?

  • 高学歴である(早慶上同/旧帝大レベル)
  • 英語の実務経験もしくはTOEIC800以上のスコアがある(他の言語でも可だが英語が望ましい)
  • 技術職(エンジニア)など特定スキルのスペシャリストである
  • 課長(マネージャー)、部長(ダイレクター)などマネジメント経験がある
  • 海外勤務経験がある

以上の条件のどれかに当てはまれば非常にオススメできます。

『JACリクルートメント』は、イギリス(ロンドン)発祥の日系転職エージェントで、グローバルのハイクラス案件に非常に強みを持っており、ハイスペックな方に向いている転職コンサルタントです。

「JAC Executive」という経営幹部向けの転職コンサルティングも行っており、現在は国内案件の比重も高くなっていますが元々は外資の高い役職に強みを持っていました。

ですので利用者の6割以上が35歳以上となっているのです。
『リクルートエージェント』の転職実績と比較してみるとその違いは一目瞭然です。
『JACリクルートメント』では25歳未満はほとんどいません。
30歳未満でも16%程度です。
しかし『リクルートエージェント』では30歳未満で58%とまったくターゲット層が異なることがわかります。

逆に『リクルートエージェント』では36歳以上の比率は15%しかありませんが、
『JACリクルートメント』では、35歳以上の実績が70%近くもあります。

私が実際に応対した求職者もネガティブなことを言っているのは、キャリアをまだ形成できていない若い方か、年齢がいっていてもキャリアの形成に失敗している方々でした。
もともとその方たちは『JACリクルートメント』を利用すべき対象ではなかったということなのです。

社員数も1万人を超えるリクルートとは違い665人しかおらず、コンサルタントも550人しか在籍していないという、少数精鋭型の転職コンサルタントとなっています。

2. 他のコンサルタントと比べた『JACリクルートメント』の長所と短所

それでは、他の転職コンサルタントと比べたときの長所と短所についてお教えします。

2-1. 長所

  • 国内大手案件から外資系、海外に支社を持つ企業、ハイクラス案件に強い
  • 専門性を備えた担当コンサルタントが企業と直接訪問し、交渉まで行うスタイル
  • 「サービスクオリティのお約束」を遵守し対応が早い

国内大手案件から外資系、海外に支社を持つ企業、ハイクラス案件に強い

ロンドン発祥の日系転職エージェントというだけではなく、ロンドンと日本の拠点の他にシンガポール、マレーシア、香港、インドネシア、タイ、韓国、中国、ベトナム、インドにも拠点を持っています。

各拠点の「JAC Recruitment」は密に情報交換を行っており、日本にいながらにして現地企業の転職情報なども精度の高いものが入ってくるようになっています。

実際に利用するとグローバル企業が多く紹介されますし、グローバル企業は実力に給与を支払うので給与が大幅アップする傾向があります。

専門性を備えた担当コンサルタントが企業と直接訪問し、交渉まで行うスタイル

コンサルタントが各業界や職種に特化しており、それぞれが高い専門性を備えています。
また、各業界出身のコンサルタントも多く、業界についての専門的な知識を持っており、あなたの経験や能力を正しく理解することができます。

他の転職コンサルタントでは、求職者を担当するコンサルタントと、企業側の求人を獲得する営業は別の窓口になっているのですが、
『JAC リクルートメント』では1人の担当者が求職者と企業の両方を担当しているのも特徴の1つです。

そのため、求人の詳細から、企業の文化や風土、事業戦略までも把握しており、他では得られないような内部情報まで持っています。

「サービスクオリティのお約束」を遵守し対応が早い

『JACリクルートメント』では、「サービスクオリティのお約束」を遵守することが義務づけられています。

  • あらゆる問い合わせに対し、原則『24時間以内』に対応または状況報告いたします。
  • 初回面談当日、もしくはそれまでに求人の有無をお知らせいたします。
  • 書類選考、面接の結果等が出たら、原則『24時間以内』にお知らせいたします。
  • ご経験が活かせる求人の情報が手に入り次第、随時ご連絡を差し上げます。
  • 退職手続きのアドバイスなど入社前に必要なご相談を承ります。
    また、サポートのため入社の1週間前と1ヶ月後にご連絡を差し上げます。

このように何かあれば24時間以内に対応してくれるという迅速さがあり、ここは特に強いと言える点です。

なぜなら、転職コンサルタントが迅速に連絡をしてくれることであなたは安心できますし、企業との段取りもスムーズに進むことで転職の成功率があがるためです。
数あるコンサルタントの中には忙しくなるとまともに連絡をくれない悪質なコンサルタントもおり、企業となかなか日程をあわせてくれず、やりとりをするたびにストレスが溜まることさえあります。

また、企業とのやりとりが丁寧かつ迅速であることも重要で、他社よりもスムーズに事が運んだ結果、あっという間に内定が出てしまうことも少なくありません。

2-2. 短所

  • 案件数が15,000件とリクルートエージェントに比べれば1/10
  • 自分のキャリアと向き合わなければならない

案件数が15,000件とリクルートエージェントに比べれば1/10

規模が違うこともありますし、担当コンサルタントは企業とも密に接していますからどうしても数がこなせないことになります。
案件数自体は15,000件とリクルートエージェントの10分の1しかありませんし、一度に大量の案件を紹介してもらえるという訳ではありません。

専門性が高い代わりに厳選した案件となってしまうわけです。
リクルートエージェントのように、初回の面談時に50もの案件を提示されるということはありません。

しかし、5件程度のマッチング率の高い案件を紹介してもらうことができるのは逆に強みと言えるかもしれません。

自分のキャリアと向かい合わなければならない

『JACリクルートメント』はコンサルタント自体がその業界出身ということもあり、その場合はかなり手厳しい意見を言われることもあります。
要するに今まで自分のキャリアをちゃんと向き合ってこなかった求職者は現実を見せられることがあるのです。

「このキャリアではこちらの会社は難しいですね」
「あなたのキャリアではご希望に添えなさそうです」

などのようにはっきり言われることがあるので、キャリアときちんと向き合わなければなりません。
しかしながら、あなた自信が気づいていなかった価値に気づかされることもあるでしょう。

3. コンサルタントにあなたを優先してもらう3つのコツ

リクルートエージェントのキャリアコンサルタントは1人で多人数を抱えていますので、その中で他の候補者よりもあなたの優先度をあげてもらわなければなりません。

そのための具体的な方法を3つお教えします。

  • 連絡をまめにとる
  • 「すぐにでも転職したい」という熱意を伝える
  • 初回面談には必ず足を運ぶ

3-1. 連絡をまめにとる

これは担当コンサルタントに気に入ってもらうという話ではなく、システム的に必要となる話です。

転職コンサルタントは、企業から求人依頼を受けるとデータベースの中から条件をしぼって該当者を探していくのですが、このときの表示順が「最終更新日」なのです。

「最終更新日が古い=転職する意欲がない」と判断されるので、連絡を怠っているだけで後回しにされてしまいます。

1人のコンサルタントが100人以上の求職者を抱えることはJACリクルートメントでもありえますので、あなたが考える以上に、コンサルタントの候補者上位に表示させることは意味があります。

そうでなければ、良い案件は回ってきません。

3-2. 「すぐにでも転職したい」という熱意を伝える

上記のシステムだけではなく、あなたを印象づけるためにも「熱意」は必要です。
コンサルタントも人間ですから「そういえば、○○をやりたいと言っていた候補者の方がいたな」と思い出しさえしてくれれば、あなたに直接連絡をくれます。

では、具体的にどのように転職に対する熱意を伝えるかというと、転職時期をきかれたときに「良いところがあればすぐにでも転職したい」と転職意思を強く伝えておくことです。

ここではアピールしただけですから本当にすぐ転職する必要はありません。
しかし「転職は考えていなくて、何か良い案件があったら転職を考えてもいいかなくらいです」という伝え方をしている求職者もたくさんいるので、彼らよりも良い案件が回ってくるようになります。

また、他の転職エージェントを利用していてもそのことは伏せておき「なんとしても転職を成功させたいので宜しくお願いします!」と信頼している気持ちを伝えておきましょう。

転職コンサルタントに「この人の力になりたい」と思わせることも重要なのです。

3-3. 初回面談には必ず足を運ぶ

相談にこられる方の中にはシャイな方もいて「面談、電話でもよろしいでしょうか?」と言われることがあるのですが、できれば必ず面談には足を運んでください。

電話ではコンサルタントはあなたの人となりまで理解することができませんし、どうしても細かいところまでわからないので、あなたに紹介する案件のマッチング精度が下がります。

また、社内システムに登録される時にも面談したかどうかの情報が書き込まれており、面談に足を運んだ人の方が優先されるので、面倒くさがらず面談には行きましょう。

4. 利用する上で絶対やってはいけない3つのこと

『JACリクルートメント』に限ったことではないのですが、転職コンサルタントを利用する上で絶対にやってはならないことがあります。
これらは必ず意識しておきましょう。

  • 経歴やスキルに嘘をつく
  • 同じ案件に異なるコンサルタントから応募する
  • 約束を守らない

4-1. 経歴やスキル、年収などに嘘をつく

案件がもらえないからといって、経歴やスキルに嘘をついたりする方や、
年収を上げようして年収をごまかす人がいます。

しかし、登録情報や一連のやりとりに関しては記録が残りますし、いざというときは在籍企業にリファレンス(調査)がかかります。

この場合、経歴詐称として転職が成功しても解雇の事由にあたりますし、他のコンサルタントにも情報が回り、サービス自体を利用できなくなります。
場合によっては損害賠償を起こされるケースもありましたので絶対に止めましょう。

また、話さなければならない事を黙っておく(持病やうつ病など)のも嘘をつくのと同じです。

4-2. 同じ案件に異なるコンサルタントから応募する

数社の転職コンサルタントを利用してている場合、同じ案件には複数から応募しないようにしてください。
企業側から「他のコンサルタントから応募があるので書類は通りません」と返事が来て却下されます。

それだけで担当コンサルタントに悪い印象を与えますし、再応募も不可能なので別のコンサルタントで落ちた企業に応募するのも止めましょう。

契約上、最初に応募したコンサルタントに優先権があるため、別のコンサルタントから応募しても絶対に書類は通りません。

4-3. 約束を守らない

当然のことのように思われるでしょうが、これができない求職者の方もおられます。

例えば、面接に行かない、急に連絡が取れなくなる、コンサルタントから知り得た情報を外に漏らすなどです。

これらを行うと、コンサルタントからの信用もなくなりますし、サービス自体が利用できなくなります。

5. あなたが優先される登録の方法

登録時の情報は、非常に重要です。
なぜなら、初回登録時の情報からあなたの市場価値が高いと判断されればされるほど、あなたのサポートが手厚くなりますし、実力のあるキャリアコンサルタントが担当になってくれる可能性が高くなるからです。

あまり適当に書きすぎると「よくわからないから」という理由で新人を当てられたりしますので注意しましょうね。

とはいえ、『JACリクルートメント』は登録時に書くことは少なめなので、最低限注意すればよく、登録自体は15分もかからないでしょう。

ここでは初回登録時の3ステップで、どこの情報を気をつければいいのか、どのように記入すればあなたが優先されるのかをお教えします。

登録は『JACリクルートメント』の公式ページから行ってください。

5-1. 基本情報登録

このページでは特に注意すべきことはありませんが、現在の年収については手取額ではなく、源泉徴収票にある総支給額を記入してください。
手取額を書くと額面が少なくなってしまうためです。
もしわからなければだいたいでも構いませんが、月々の給与の通知書に賞与を加え年収が割り出せるとベストです。

5-2. 履歴書・職務経歴書

次は履歴書・職務経歴書ですが、ファイルがなくても大丈夫です。
入力フォームへ進みましょう。(持っていればアップロードして構いません)

注意すべきは「その他の職務経歴(アピールポイント)」の「上記企業・その他企業での詳しいご経験」と「TOEIC」の項目です。

上記企業・その他企業での詳しいご経験

職務経歴書自体は後ほどコンサルタントと話しながら添削することになるので、あまり変に意識することはないのですが、
単に所属会社をズラズラと並べるだけだとあなたが何をしてきたかが伝わらないので、記入例を元に埋めておきましょう。
サイトの「記入例」を押すと他にも例文が出てきます。

記入例

■ 20**年**月~20**年**月
●●●株式会社 ●●●技術センター配属

プロジェクトおよび職務内容 :
○ 空気圧機器・流体用バルブの設計
[期間] 1年半
[メンバー数] 5名
[職務内容] 既存製品の性能評価および改善仕様作成

20**年**月 技術支援部に異動
担当商品 : 流体用バルブ製品群
業務内容 :
顧客からの技術的な問い合わせを製造部へ確認、回答を問い合わせ顧客へフィードバック。
営業の技術的フォロー

■ 20**年**月~現在
●●●株式会社 サービスエンジニアリング部配属

担当商品 : 工業用バルブ製品
業務内容 :
営業の技術フォローおよび、既存顧客に対する採用提案。
顧客からの問い合わせに対する技術的回答

TOEIC

ここでの注意点はいかに語学力があったら優先されるからと言って、誤魔化さないようにすることです。

また、TOEICが高くても実は話せないという方もいらっしゃいます。
そのことはきちんとコンサルタントに伝えるべきです。

相談者の方にもTOEICが900もある方がいたのですが、点数が高いだけでまったく話せませんでした。
にも関わらず社内の公用語が英語の会社を勧められてそのまま言い出せずに面接で散々な目にあった方がいました。

伝えておきたいこと

「伝えておきたいこと」に関しては、転職希望時期を書きましょう。

伝えておきたいこと例
私の希望に合う企業があればすぐにでも転職をしたいと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。

以上で、登録は終了です。
あとは『JACリクルートメント』から連絡が入るのを待ちます。

最後に

『JACリクルートメント』について最大限に利用するための方法をお教えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

あなたがキャリアアップを前提とした転職を検討しており「リクルートエージェント」などでも見つけられなかった場合、『JACリクルートメント』は間違いなくオススメできる転職コンサルタントです。
利用するのは無料ですから、とりあえず相談してキャリアを見直してみるだけでも価値があります。

あなたが最高の転職を実現できる手助けができれば幸いです。