リクルートエージェントを利用して最高の転職を実現するための全知識

転職を検討しているときに、多くの求職者が真っ先に登録されるのがリクルートエージェントです。

まだ利用をしていない人は、リクルートエージェントって実際どうなのか気になりますよね。
リクルートエージェント』は業界No.1とも言われ、サービスを提供している株式会社リクルートキャリアは従業員数3,500人を超える大企業です。

その反面、実際に利用した求職者から話を聞くと、
「担当者の質に差がありすぎる」
「案件を紹介してもらえなかった」
「キャリアアドバイザーと合わない」
といったネガティブなことをうかがうことも珍しくありません。

これらは起こりうることなのですが、実は接し方や登録時の記入内容を買えるだけで、サポートの質や紹介してくれる案件の内容までが劇的に向上することがわかっています。
うまく使いこなしさえすればリクルートエージェントの規模にかなうところはないと言い切れるくらいオススメの転職コンサルタントです。

このページでは『リクルートエージェント』を最大限に活用するために、現役の採用担当であり、かつ過去には転職コンサルタントも経験した私が、求職者へのヒアリングからも得られた注意点5つをお教えします。

すべて読んでいただければ『リクルートエージェント』を最大限に活用でき、最高の転職をすることができます。

1. 転職業界No.1と言われる4つの理由

相談にこられた求職者の中には「リクルートキャリアって会社大きいだけでしょ? 新卒みたいなキャリアアドバイザーがついて最悪だったよ」と言われていた方もいます。
ですが、以下の4点において圧倒的な優位に立っている点で、間違いなく総合型の転職コンサルタントの中では不動のNo.1と言い切れます。

  • 求人件数/入社決定人数業界No.1
  • 62.7%が年収アップをはたしている
  • 契約企業が年間1万3000社以上もあり圧倒的な情報量
  • 充実したサポート体制

1-1. 求人件数/入社決定人数業界No.1

単純に求人件数だけで比較しても他のコンサルタントよりも頭が1つ抜けています。

求人数 参入時期
リクルートエージェント 150,000件 1977年
DODA 100,000件 1989年
マイナビエージェント 30,000件 1998年
パソナキャリア 25,000件 1976年

転職業界へ参入してからの歴史も古く32万人が転職を実現しており、多くの企業が「中途採用ならまずリクルートエージェントと契約」を選びます。

要するにリクルートエージェントしかもっていない案件がかなりの数存在しているのです。

業界に関しても全般的に強く、営業、IT系、事務系、電気/機会、医薬関係、インターネット、アシスタント、経理財務、建設/土木、品質管理、金融に公務員といったありとあらゆるジャンルに精通しています。

外資系企業とも取引があり1,400社以上の外資系企業がリクルートエージェントへ案件を出すほどです。

1-2. 転職者の62.7%が年収アップを果たしている

求人数/転職成功数だけでなく転職内容にも拘っており、すべての転職決定者のうち62.7%が転職アップを実現しています。
これは1人で転職活動を行った人たちの転職アップ率が17%ということを考えると驚異的な数字でしょう。

年齢別にみると転職決定者の年齢が26~30歳が44%を占めており、キャリアをまだ形成しきれていない若手でも給与アップを果たしていることがわかります。

年収だけがすべてではありませんが、年収は下がるより上がることを目指すべきです。
質の悪い転職コンサルタントでは「年収が下がるのは仕方がありませんから、ここに決めましょう。他にありませんよ」などと言って、内定承諾を強要するところもあります。
ですが、リクルートエージェントはそうではないことがわかります。

1-3. 契約企業が年間1万3000社以上もあり圧倒的な情報量

何よりも契約企業数がダントツで、年々増え続けています。
それは、それだけの企業の内部情報を持っているということでもあり、内々に依頼されている求人も数多く持っています。
非公開求人が10万件以上あるのもリクルートエージェントの強みでしょう。

1-4. 充実したサポート体制

実績No.1であるのは複数のコンサルタントに登録した求職者の多くが、最終的にリクルートエージェントを選んでいることを物語っています。
選ばれ続ける理由としては、サポート体制が充実していることがあげられるでしょう。

特に初回面談の丁寧なサポートには定評があります。
初回面談では、いきなり多くの案件を紹介するのではなく、あなたの転職の方向性を決める上で、重要な内容を整理してくれます。
今後、リクルートエージェントを使い続けるかどうかは別としても、面談を受けておく価値があります。

キャリアの棚卸しをしてくれる

これまでのあなたのキャリアを一緒に振り返ってくれ、どのような経験を積んでいるか、どんなスキルが次に活かせるか、現在の転職市場ではどれくらいの価値があるか、などを整理してくれます。

例えば、経験としては営業しかなくても、求職者が行ってきた実際の業務を振り返りながら、他の業種への可能性を突き詰めてくれます。
私のところへ相談に来た求職者も結果として営業からマーケティング部門への転身を果たし、高く評価されました。

転職の方向性を明確化してくれる

「キャリアの棚卸し」をしながら、あなたが何故転職したいのかを深掘りしてくれます。
この転職で一番かなえたいことは何か、5年後、10年後に何をしていればあなたの人生が豊かになるか。
今後、どのようなキャリアを築くべきか親身になって一緒に考えてくれます。

履歴書/職務経歴書の添削

1人で履歴書や職務経歴書を書くのは面倒なものですし、書き終わってもそれが良いのか悪いのかわからないことが普通です。
しかし、リクルートエージェントでは、基本的な書き方や採用担当へのアピールの仕方の修正はもちろんのこと、企業に合わせた細やかな対応についてもアドバイスをもらえます。

面接力向上セミナー

面接に不安がある求職者のために、面接で必要なことをすべて学べるセミナーを無料で受けることができます。
特に初めての転職だったり、何年も転職したことがない方たちは面接で緊張して失敗してしまいがちです。

受講者の面接通過率はセミナーを受けていない人にくらべると15%もアップしますから、効果はありますし満足度も97%と高いものになっています。

リクルート独自の内部レポート(AGENT Report)が見られる

リクルートが各企業についてまとめている独自のレポートで、人事の生の声を元にした知っていれば選考で有利になる項目が記載されています。

  • エージェントから見た「ここがポイント」
  • 活躍する人材
  • 企業の特徴/業界トレンド
  • 仕事のやりがい/働く環境
  • 選考について

このレポートを読むだけで、選考を有利に進めることができるだけではなく、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
もちろん、これらはすべて無料です。

Personal Desktopが使える

あなた専用のページが用意されます。

このページで進捗管理もできますし、情報を打ち込んでいくだけで職務経歴書のテンプレートが自動出力されるため、まったく書き方がわからない人にも安心して作成することができます。

ツール経由でキャリアアドバイザーに応募依頼を出したり、スカウトの状態などを見たりすることもできるため、誰でも簡単に転職活動を行うことができます。

2. リクルートエージェントのたった1つのデメリット

こんなにも充実したリクルートエージェントにもたった1つのデメリットがあります。

大量の応募者をさばかなければならないため、1人の転職コンサルタントが多い時には100名以上もの求職者を抱えることがあります。
そのため、1人1人に対する継続的な手厚いサポートが難しくなるケースがあります。

転職コンサルタントの強みは無料で個人秘書を抱えられるところですが、あまりにも回さなければならない仕事が多いため、長期間にわたって「あれやって」「これやって」とお願いすることは難しいのです。

その結果、どういうことが起きるかというと、売上につながる求職者とそうではない(転職する意欲がなさそうな)求職者への対応の差がどうしてもでてきます。

特に経歴的に物足りなさを難じる求職者については「残念ながら紹介できる案件がありません」と担当者の判断で断られてしまうケースさえあります。

あなたがもし自分のキャリアに自信がない場合は、これから紹介する「コンサルタントに優先的にしてもらう3つのコツ」をうまく活用してください。
キャリアに自信があったとしてもコンサルタントをうまく活用するためには必須なので読んで損はありません。

3. コンサルタントにあなたを優先してもらう3つのコツ

リクルートエージェントのキャリアコンサルタントは1人で多人数を抱えていますので、その中で他の候補者よりもあなたの優先度をあげてもらわなければなりません。

そのための具体的な方法を3つお教えします。

  • 連絡をまめにとる
  • 転職に対する熱意を伝える
  • 担当者と合わないときは遠慮無く変更を依頼する

3-1. 連絡をまめにとる

これは担当コンサルタントに気に入ってもらうという話ではなく、システム的に必要となる話です。

転職コンサルタントは、企業から求人依頼を受けるとデータベースの中から条件をしぼって該当者を探していくのですが、このときの表示順が「最終更新日」なのです。

「最終更新日が古い=転職する意欲がない」と判断されるので、連絡を怠っているだけで後回しにされてしまいます。

1人のコンサルタントが100人以上の求職者を抱えることはリクルートエージェント以外でもありえますので、あなたが考える以上に、コンサルタントの候補者上位に表示させることは意味があります。

そうでなければ、良い案件は回ってきません。

3-2. 転職に対する熱意を伝える

上記のシステムだけではなく、あなたを印象づけるためにも「熱意」は必要です。
コンサルタントも人間ですから「そういえば、○○をやりたいと言っていた候補者の方がいたな」と思い出しさえしてくれれば、あなたに直接連絡をくれます。

では、具体的にどのように転職に対する熱意を伝えるかというと、転職時期をきかれたときに「良いところがあればすぐにでも転職したい」と転職意思を強く伝えておくことです。

ここではアピールしただけですから本当にすぐ転職する必要はありません。
しかし「転職は考えていなくて、何か良い案件があったら転職を考えてもいいかなくらいです」という伝え方をしている求職者もたくさんいるので、彼らよりも良い案件が回ってくるようになります。

また、他の転職エージェントを利用していてもそのことは伏せておき「なんとしても転職を成功させたいので宜しくお願いします!」と信頼している気持ちを伝えておきましょう。

転職コンサルタントに「この人の力になりたい」と思わせることも重要なのです。

3-3. 担当コンサルタントと合わないときは遠慮無く変更を依頼する

あなたもコンサルタントも人間ですから、どうしても合わない人というのはいるものです。
最初に述べたとおり、リクルートエージェントの社員数から考えれば、担当変更はたいした問題ではありません。

性格が合わなかったり、能力や経験に疑問がある場合は早めに変えてもらいましょう。
その後の転職活動に支障がでるということはまったくありません。

口頭で言い出せない方は「お問い合わせ」からメッセージを送って構いません。

変更依頼メール例文
いつも大変お世話になっております。
現在、転職の支援をして戴いている○○と申します。

現在、ご担当者の△△様には、大変丁寧にご対応いただいており、感謝しております。
ですが、転職活動になれておらず不安も大きいため、他のコンサルタントのご意見もお伺いしたいと考えております。

もし可能であれば、現在志望している内容に即したコンサルタントの方と担当を変えて戴くことは可能でしょうか。

大変お手数をおかけいたしますが、どうか宜しくお願いいたします。

少々冷たいように感じるかもしれませんが、感謝の意を添えつつ、はっきりと担当を変えて欲しいと書かなければなりません。

4. 利用する上で絶対やってはいけない3つのこと

リクルートエージェントに限ったことではないのですが、転職コンサルタントを利用する上で絶対にやってはならないことがあります。
これらは必ず意識しておきましょう。

  • 経歴やスキルに嘘をつく
  • 同じ案件に異なるコンサルタントから応募する
  • 約束を守らない

4-1. 経歴やスキル、年収などに嘘をつく

案件がもらえないからといって、経歴やスキルに嘘をついたりする方や、
年収を上げようして年収をごまかす人がいます。

しかし、登録情報や一連のやりとりに関しては記録が残りますし、いざというときは在籍企業にリファレンス(調査)がかかります。

この場合、経歴詐称として転職が成功しても解雇の事由にあたりますし、他のコンサルタントにも情報が回り、サービス自体を利用できなくなります。
場合によっては損害賠償を起こされるケースもありましたので絶対に止めましょう。

また、話さなければならない事を黙っておく(持病やうつ病など)のも嘘をつくのと同じです。

4-2. 同じ案件に異なるコンサルタントから応募する

数社の転職コンサルタントを利用してている場合、同じ案件には複数から応募しないようにしてください。
企業側から「他のコンサルタントから応募があるので書類は通りません」と返事が来て却下されます。

それだけで担当コンサルタントに悪い印象を与えますし、再応募も不可能なので別のコンサルタントで落ちた企業に応募するのも止めましょう。

契約上、最初に応募したコンサルタントに優先権があるため、別のコンサルタントから応募しても絶対に書類は通りません。

4-3. 約束を守らない

当然のことのように思われるでしょうが、これができない求職者の方もおられます。

例えば、面接に行かない、急に連絡が取れなくなる、コンサルタントから知り得た情報を外に漏らすなどです。

これらを行うと、コンサルタントからの信用もなくなりますし、サービス自体が利用できなくなります。

5. 効果的な登録方法

登録時の情報は非常に重要です。
なぜなら、初回登録時の内容から転職市場での価値が高いと判断されれば、良いよいキャリアコンサルタントが担当になる可能性が高まるためです。

特に記述内容をサボると、「よくわからないからとりあえずヒアリングを」という理由で新人がアサインされたりします。

ここでは、初回登録時に重要になる部分を3ステップで解説します。
どこの情報が重要なのかわかるようにしてあります。

リクルートエージェントの公式サイトから登録を行ってください。

5-1. 転職に期待すること

登録画面では「転職希望時期」は「すぐにでも」にしてください。
また、「転職情報メール」は「受け取る」にします。
メールが届きすぎるかもしれないのでGmailを使うことをオススメします。

特に転職希望時期は重要で「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」「1年以内」「未定」ではまだ時間があるから急がなくていいなとコンサルタントに思わせてしまうため、優先順位が極めて下がります。

この時点で「転職したいかどうか」が見られていますので、本気で転職したい気持ちを伝えましょう。

5-2. 職務経歴と伝えておきたいこと

ここも非常に重要です。
企業にエントリーするつもりで書きましょう。
面談でも深掘りはされますが、まずはここに書かれた職務経歴を参考にしながら、コンサルタントは事前に準備をします。
ですので、ここをきちんと書いておくことでコンサルタントは最初からあなたの情報を持って案件を探すことができるのです。
非公開求人とのマッチング率もあがりますので、是非きちんと書いてください。

5-3. リクナビNEXTのスカウトサービスへ同時登録を希望する

職務経歴の下にある「リクナビNEXTスカウトサービス同時登録」に注目してください。

こちらに登録することで強い転職意欲がコンサルタントに伝わるだけではなく、匿名でレジュメが登録され、あなたにあった案件が自動的にスカウトで来るようになります。

最後に

リクルートエージェントを使いこなす方法をお教えしました。

あなたが今転職を考えていないとしても、リクルートエージェントは情報を得るのに非常に有用な転職コンサルタントです。
利用は無料ですので、まずは登録して相談までしてみることであなたの市場価値が見えてきますよ。

その際は、上記の注意点に気をつけつつ、最高の転職を実現しましょう。